2021年

2021年度 お日の森の活動は、次の活動助成を受けております。

〇一般財団法人 セブンイレブン記念財団様 環境市民活動助成


〇公益財団法人 東京緑化推進委員会様 緑の募金事業交付金 

2022年3月21日

枯損木伐倒、苗木植栽、イベント準備

集合写真

定例作業日の3月27日(日)は、親子森林体験イベントの開催が予定されているため、祝日の3月21日に定例作業を行うこととし、14人が参加して3班に分かれて作業を行った。 1班4名は前回に引き続き、コナラのナラ枯れ被害木の伐倒作業にあたったが、この日は、目的の被害木を伐倒する際、係木となる恐れのある胸高直径30cmほどの コナラを伐倒し、枝払い、玉切りを行い作業を終えた。

苗木の植栽作業

2班5名は、サカキ、キンカンなどの苗木12本の植栽作業と、入口付近の作業道の補修、更に春の草花の発芽を阻害するササなど林床にはびこる雑草を除去する作業を行った。3班5名は、親子森林体験イベントのコース下見、ネイチャーゲームのやり方の確認、クラフトの準備など、3月27日の本番に備えて打合せと準備作業を行った。ヒヤリハットや怪我もなく、12時に作業を終え、午後は4月24日に予定している総会の準備のため、打合せを行った。

コナラ枯損木伐倒


2022年3月12日

駒木野作業道補修

集合写真

5名が参加、日中は気温20℃近くまで上がりすっかり春の陽気だ。花粉症の症状に悩まされる人もちらほら。班分けせずに駒木野東西道の補修を行った。 3か月振りの入山で、入口からイノシシやタヌキに散々散らかされていた。あまりの光景にショックを受け、少人数でどこまで修復できるのか気が重くなった。

杭が不足していたので、何本かアラカシを伐倒し、打ち込み、粗朶柵の補修は、東西道半分の位置まで終わった。作業道の横木は、谷側に落とされたり位置が移動していたのでできる範囲で戻し、腐れたり紛失した横木は、ヒノキを調達して据え付けたいと考えている。遊々の森にすべく計画はあるのだが、まず道がなければ安全に歩けない。動物との“いたちごっこ”は、今後も続く。

2022年3月8日

ウッドチップ敷き詰め、笹刈り

集合写真

みぞれもちらつく寒空だったが、6人の参加。最初は、大量にもらってきたウッドチップを運び上げ、道具小屋の前に敷き詰める作業。ぬかるみがちだったスペースが心持ち快適に。その後は、入口近くの南東斜面にはびこり始めたアズマネザサとクマザサ、アオキ他をひたすら刈り続けた。
皆黙々と勤勉。暑くないこともあってか、はかどり、目に見えてきれいになった。新品の大鎌の切れ味もよし。初夏の草刈りが、これで少しは楽になれば。小雨が降り始め、早めの終了。ヒヤリハットなし。

ウッドチップ敷き詰め


2022年2月27日

伐倒材の整理、植栽地の整備、榾木への植菌

集合写真

13名の参加、本日も快晴、動きだすと汗ばむほどだった。

植栽地の整備状況

1班は前回に引き続き伐倒材の整理の後、植栽地の整備

整備後状況

榾木への穴開け

2班と3班は榾木への椎茸となめこの植菌サクラの木へも椎茸を植菌、出来上がりが楽しみ。

サクラの榾木

植菌後の仮伏せ


2022年1月23日

山の神神事、伐倒材の整理、作業道の補修

 

集合写真

15名の参加、天気に恵まれ快適に作業が出来た。
年初の作業につき、山の神に祝詞をあげ、一年の安全を祈願した。

祝詞

1班は伐倒材の整理、現場にて玉切り、林内に整理

伐倒材の玉切り

作業道補修前

2班と3班はイノシシに荒らされた作業道の補修作業、
野生のイノシシのパワーには驚かされる。

作業道補修後


2021年12月26日

正月飾りの準備、作業小屋屋根補修追加作業、道具の点検整理、フィ-ルド観察

集合写真

天気が良い中、12名が参加した。1班は山の神のお掃除とヒサカキお供え。作業小屋にはウラジロ、ユズリハで作った正月飾りのしめ縄を飾る。

山の神お掃除

2班は作業小屋屋根のワイヤー固定を行う。

作業小屋屋根ワイヤー張り

フィールド散策


3班は第2倉庫内の整理整頓をおこなう。上記作業が終わった後、全員でフィールド内一番北のピークまで散策に行った。しばらく人が踏み入れていないのでかなり荒れており、来年の作業が山盛りである。帰ってきてからみんなで事務局が用意したつまみや飲み物をいただきながら〆の会&運営委員会(拡大役員会)を実施。今年はいろいろなことがあったが作業を無事終えられたことを山の神に感謝。

〆の会


2021年12月14日

作業道補修、山桜の伐倒

集合写真


7名が参加し、曇天で雨交じりの中での作業となった。 1班4名は作業道の補修。カシ類の伐倒木及びヒノキ材を用いて山の神広場横の階段の補修を行った。

1班階段の補修作業

その後、 2班の伐倒した山桜の整理をサポートした。

ヒノキ材の杭

伐倒した山桜


2班3名はナメコ用ほだ木のための山桜の伐倒ナメコ用のほだ木確保のために山桜の伐倒を行った。その後伐倒木の処理及び整理を行った。昼頃から雨天となったため午前中で作業を終了した。報告:水木 稔

2班山桜の伐倒


2021年12月11日

コナラ処理・シイタケ榾木玉切り、作業道補修

集合写真


6名が参加、最近は晴天が続き朝晩の寒暖差はあるものの、日中の気温は高めで心地よい汗をかいた。

コナラ処理作業中


1班は、尾根沿いのエリアで先月伐倒したコナラの処理とシイタケ用榾木の玉切りを行った。午後一に全員で尾根から倉庫裏に 30本以上の榾木を運び、井桁に組んでシートをかぶせた。早春に駒打ちするのが待ち遠しい。

シイタケ榾木

道補修中


2班は、先月の続きで駒木野東西道の補修を行った。ここは尾根から下の畑に移動するイノシシの通り道になっているらしく、山側の粗朶柵、谷側の横木が見事に突破されている。杭の確保に苦労したが、東西道の約半分の道を補修した。ようやく作業ができるようになったものの、道の補修は続く。狸のため糞、アカマツの切り株にアナグマ(?)の糞、斜面にはウサギの糞、私達が撤収すると動物達で賑わっているのだろうか。

道補修後


2021年11月28日

作業道補修、ナラ枯れ被害木伐倒

1班作業道補修

初冬を思わせるキンと冷えて、雲ひとつない快晴の空の下、10名が参加して2班に分かれて定例作業を行った。1班5名は山の神広場から炭焼き窯跡への作業道の補修にあたった。イノシシの活動や雨によって、谷側に施設した横木が外れている箇所が数カ所あるので、チェンソー、手鋸、鉈を使って横木や杭などの材料を手当てしながら、これらの箇所の補修を行い、炭焼き窯跡まで補修を終えた。

1班作業道補修後

2班ナラ枯れ被害木伐倒


2班5名は全山で散見されるナラ枯れ被害木の伐倒にあたった。前もって印を付けた大径木2本を、チルホールで伐倒方向に引きながらチェンソーで伐倒し、”ナラ枯れ被害木作業標準マニュアル”に従い、20~30cmに玉切りして林内に並べた。

伐倒後

また、伐倒木のうち被害が及んでいない部分から、12本のシイタケ用ホダ木も採取した。ナラ枯れ被害拡大を防ぐため、今後も引き続きこの作業を続ける。ヒヤリハットや怪我もなく、14時半頃に作業を終えた。

集合写真


2021年11月13日

ナラ枯れ調査、道補修、枯損木伐倒

集合写真

9名が参加、お日の森フィールドも加えて駒木野定例作業を行った。 1班は、尾根沿いのエリアでコナラの調査を行った。

コナラ虫害木

最近身近になってきたナラ枯れの原因であるカシノナガキクイムシの被害とシイタケの榾木の選木である。葉が枯れるまではいかないが 8割以上の根元にフラス (木屑と糞 )が見られ、今後の伐採計画の参考となった。また、駒木野エリアでフジやアケビの蔓の採集をし、リース台を作成した。 

道補修


2班は、駒木野エリアの入口付近で道の補修を行った。イノシシが横木を掘り返し谷側に落とすことが多く危険である。道の途中で蒐場 (ぬたば )になっている場所も枝木が散らかり粗朶柵も壊され、その都度補修が必要となる。

枯損木伐倒

以前から虫食い状態のアカマツが道路脇にあり危険だったので処理した。風も穏やかで秋晴れの一日、エナガの一群が爽やかな鳴き声で過ぎ去っていった。 1年前と同様、帰りに立派なナメコのお土産もあった。

ナメコ

 

2021年10月24日

草刈、道具小屋屋根補修、イベント準備

集合写真


11名が参加し、晴天で暖かい中での作業となった。1班5名は A1地域の草刈り入口からの通路およびブルーベリー植栽地は刈払い機、斜面は手鎌による草刈りを行った。樹木植栽地と 1031日実施予定の親子森林ふれあい探検のコースとなる部分も刈払い機および手鎌による草刈りを行った。

草刈り

 
 

シート張り

  2班2名は道具小屋屋根補修屋根を耐光性シートによって覆いワイヤーで固定した。一部固定の難しい場所があり、次回仕上げを行う。 34名は 1031日のイベント下見及び山見でヘルメットなどのアルコール消毒、お隣のトイレを借りる段取り、プログラム確認を行った。大きな事故もなく 1430に全作業が無事に終了した。 報告:水木 稔

補修終了


2021年10月9日

駒木野作業  道の補修、倉庫の整理、草刈

集合写真


8名が参加して 3か月振りの駒木野定例作業を行った。まず、お日の森入口から作業小屋までの階段が、イノシシに掘り起こされ横木が散乱していた。山の神広場も駒木野林地に続く道も運動会をやったかのように凸凹になっていた。急遽予定を変更し、道の補修班と先月やりかけていた倉庫の整理班で作業を行った。土場から転がった玉切り材が、道を塞いだり沢に転がりかけていたので、これも修復。

道補修1

道補修2

午後は、入口付近の草刈を大鎌・手鎌で行った。曇り空ながら 10月とは思えない 30℃近くの蒸し暑さ。久しぶりの作業で疲労困憊。やや早めに作業を終えた。イノシシやアナグマは夏以降に活動を活発化しているようだ。定期的に人が施業する大切さを実感する。これからも予定通りに作業を行えれば良いのだが。

整理された倉庫


2021年9月26日

倉庫整理

集合写真

久しぶりの作業は、10月からの本格的な作業再開の準備で、兼ねてから懸案の倉庫の中の整理を、参加者11名が2組に分かれて行った。チェンソー、ロープ類、来客用ヘルメット等々、倉庫の中に保管している備品を全て一旦表に出し、

棚の作成

整理された鉈・鎌・鋸


必要な物と不要な物を選別し、出し入れに便利なように保管場所を見直して、
必要に応じて棚やフックを新たに取り付け、最後に倉庫の中に収納した。倉庫の中の備品がきちんと整理でき、使い勝手が良くなり、10月からの作業再開が待ち遠しい。

整理されたチェーンソー・ロープ類


2021年7月10日

駒木野作業 粗朶柵修理とササ刈り

集合写真

前日までの雨が噓のように上がり、最高気温 32℃と熱中症が心配になるような日だった。 8名が参加して 3か月振りの駒木野定例作業を行った。

横木修理

今回は、東西作業道の粗朶柵修理とササ刈りを行った。木々が繁茂して梅雨で湿った場所は、粗朶柵や杭がもろくなり修理が必要な箇所が多かった。日当たりの良い場所は、ササが勢いづいて道を狭めていた。

広場階段補修

入口階段草刈

午後からは、山の神広場の階段の補修とお日の森入口付近の草刈りを行った。コジュケイが飛び出してきて驚いたが、近くの巣には卵があった。緊急事態宣言が出る度に作業が中止になり、再開する度に草刈が必須となっている。早く通常の作業、観察会などのイベントも復活して欲しいものだ。

コジュケイの巣


2021年6月27日

キノコ本伏せと草刈

集合写真

天気予報はかんばしくなく、中止と予想していた会員も多かったなか、朝は晴れ、なんとか作業ができた。 9名の参加。まず全員で、菌打ち後仮伏せしてあったシイタケとナメコの榾木の本伏せを行う。コナラに打ったシイタケは小屋下のスペースに立てかけ、サクラのナメコはドレッシングルーム下の斜面に半分埋め込む。相次ぐ作業の中止で本伏せが遅くなってしまい、やや乾燥気味でもあるので心配はあるが、二夏後の収穫に期待しましょう。

シイタケホダギ本伏せ

ナメコのホダギ

その後 2班に分かれ A1通路や法面、ブルーベリー周辺の草刈りにとりかかる。刈り払い機と鎌、高バサミによる作業。ササの勢いはなかなかすさまじくかなりの労働だ。ネジバナやホタルブクロやらが巻き添えとなることもありややかわいそう。ひと段落ついたと思いきや、ザザッと降り始め、しばし濡れながら頑張ったものの、志半ばでギブアップ。雨宿りがてら昼食をとり早めの終了となった。ヒヤリハットはなし。

法面草刈


2021年4月13日

今年度最初の作業 樹名板作りとベンチ修繕

 

集合写真

 8名が参加して、新年度最初の定例作業を行った。早朝からパラパラと雨が降り始め、昼前から本格的な雨になる予報なので、予定していた作業を変更して、ツバキの円盤で樹名板を作る作業と、作業小屋前のベンチを修繕する作業を、2班に分かれて行うことになった。まず、雨が降り出しても作業が続けられるよう、作業小屋前に全員でブルーシートの雨除けの覆いを掛けた。

樹名板作り


樹名板作りは、電動グラインダーで指を削らないよう慎重に、かつツバキの円盤の表面が平滑になるよう丁寧に磨き、約150個を仕上げた。

ベンチ修繕-半割作業

ベンチ修繕作業は、以前伐倒したスギを約2mに玉切り、更に半割して4個の材料を調達し、

ベンチ修繕-杭打ち作業

それらを作業小屋前まで苦労して引き上げ、杭と足で固定して、ベンチの痛んだ箇所を交換した。事故・怪我やヒヤリハットもなく、いつもより早い午後2時に作業を終えた。

ベンチ修繕-完成


2021年4月10日

今年度初めての駒木野定例作業 ササ刈りと樹名板作成

集合写真

 朝は冷え込んだが、快晴の中、9名が参加して今年度初めての駒木野定例作業を行った。今回は、駒木野国有林南東部、作業道の南斜面のササ刈りを行った。除伐後3~4年経った場所のササは太く、竹鋸や剪定バサミでできるだけ丁寧に刈った。民有林との境界近くには、倒木や落枝が蔓やササに巻かれ、ひどい状態になっていた。今後、何回かに分けて処理する予定。

ササ刈り

樹名板板切り1

 2班は、ヤブツバキの幹を鋸で輪切りにし、樹名板の作成をした。1cm幅で120枚、次回はグラインダー研磨や穴開けの作業が待っている。新緑が美しい季節になり、サクラの後も様々な花が野山を彩っていた。

樹名板板切り2


お日の森定例活動報告

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