2019年3月24日

支障木の処理と作業道補修

集合写真

 本日の参加者16名。3班体制で作業を行う。お日の森フィ-ルドでは、昨年9月30日未明に襲った台風24号の暴風雨(八王子で風速45m/s)の影響が至るところに残っており、少しずつではあるが処理をしている。倒木、傾斜木、枝折れ、幹折れ、道崩れなど。

倒木処理(1班)

1班はA11エリアの倒木(マツ)処理及び作業道の補修、2班はA12エリアの倒木処理及び倒木により塞がれた作業道の付け替え、3班はA12エリアの作業道の補修を行う。倒木処理は危険を伴うので慎重に安全に行い、処理材は作業道補修に利用。作業後はそれぞれのエリアはスッキリし、作業道は歩きやすくなった。また、原木栽培によるシイタケが食べごろになっており、昼食時に網焼き、作業後は収穫し、それぞれに持ち帰った。

ヤマザクラ倒木(2班)

作業道付け替え(2 班)

(代表及び事務局からのお知らせ)
1.駒木野国有林の現状と次年度からの作業については、役員会及び総会での話合いによって対応する。
2.前代表の五天氏からの本、道具類の寄付(個人宛も含む)はお断りする事にした。奥様から、五天家で処理をする旨の連絡があった。
3.次年度の会員継続及び登録の手続きを3/Eまでに行って頂きたい。

作業道補修(3班)


2019年3月12日

林内整備と作業道の補修、植栽

1班作業前

柔らかい日差しがふりそそぎ、ウグイスの鳴き声も聞こえる、春の訪れを感じさせる日に、17名が参加して3班に分かれて定例作業を行った。作業開始に先立つ朝礼で、前日までの雨で地面が湿って非常に滑りやすくなっているので、足場に注意して作業すること、また事故や怪我をした場合、早期発見が遅れたり道迷いの原因になるので、単独作業や単独行動は避けること等、安全に関して確認を行った。

1班作業中

1班の6名は、前回2/24の定例作業に続いて、お日の森フィールドの最奥部、A14の林内整備と作業道の補修をするため、チェンソー、ロープ、トンガ、カケヤなど必要な道具のほか、弁当も持参して現場に向かった。まず、ヒノキの風倒木をロープを使って引き出し、玉切り、皮むき、更に4分の1に小割して階段のステップ材を作った。更に適当な広葉樹の低木を伐採して杭材と粗朶を調達した。次にトンガとカケヤを使って、これらの材料を階段状に固定して、作業道の補修を進めていった。

1班作業後階段完成

2班作業前

2班の5名は、午前は1班の作業箇所の手前の作業道の山側に、雨の際に土砂の流入を防ぐための、粗朶柵を設置する作業を行った。適当な広葉樹の低木を伐採して、玉切り、枝払いし、杭材や粗朶などの材料を調達し、次にこれらをトンガとカケヤを使って粗朶柵を設置していった。午後は3/23(土)に行われる親子体験会の散策コースの下見を行った。作業道の状態や、風倒木や係り木、樹冠に引っ掛かってる枝はないかどうか等、コースの安全確認を主体に下見を行った。
この日の1班と2班の作業で、最奥部のA14内の作業道を終えることができた。

3班植栽

3班の5名は、最初は前回2/24の作業に続き、緑の募金からの助成金で購入したブルーベリー2本、クチナシ2本、ウメ1本の苗木を、入口の斜面に植栽した。次に道具の正しい使い方の講習を受けながら、A3とA4の作業道の補修を行った。まず、作業で使うナタ、手鋸、カケヤ、トンガ、手元ロープなどの道具の、種類や構造について口頭で説明を受けた後、現場で実際に使いながら安全で正しい使い方を習得した。ヒヤリハットや事故もなく、予定通り15時に解散した。

集合写真


2019年2月12日

作業道の補修と、支障木の処理、道具の基本的な使い方の講習

1班の作業前

週末の寒さも一段落した、真冬の青く晴れ渡った空の下、初参加の1人を含む14人が集まり3班に分かれて2月最初の定例作業が行われた。作業開始に先立つ朝礼で、1月にチェンソー作業で起きた死亡事故に関連して、チェンソーが反動で後ろに跳ね返る恐れがあるので、チェンソー作業者がチェンソーを持った時に腕の届く範囲には、作業者以外は絶対に入らないことを確認した。
お日の森フィールドの最奥部A14エリアは、昨年9月の台風以降手つかずになっており、1班5名と2班4名は、このエリアの作業道の補修と、被害木の処理作業に当たった。作業の安全上、1班と2班は十分距離を取り、1班は手前から奥に、

2班作業中

2班は一番奥から手前に向かって作業を進めた。まず、チェンソー、手鋸、鉈を使って、被害木や枯損木を伐倒、枝払い、玉切りして、歩道補修に必要な横木、杭、粗朶などの材料を確保した。次に、歩道の谷側は横木を杭で固定し、山側は粗朶柵を作りながら、雨による浸食や動物の活動などで荒れた作業道の修理を進めた。
3

3班ナタの使い方講習

班4名は、清水班長から手鋸、鉈、カケヤ、トンガ、手元ロープなど、作業で使う道具の基本的な使い方の講習を受けながら、山の神広場近くのA3エリアとA9エリアの作業道の整備に当たった。日頃使い慣れている道具の、基本的な使い方を改めて学ぶことで、安全で効率的な使い方を各自が再確認しながら、階段ステップ、杭、粗朶など材料を作り、それらを壊れた箇所に固定し、作業道の整備を進めた。また作業の終わりには、鉈の研ぎ方や手鋸のしまい方についても講習を受けた。
真冬にしては風もなく暖かい天候に恵まれ、参加者全員が良い汗をかき、また事故やヒヤリハットもなく、午後3時に解散した。
 
 

集合写真


 
 
 
 
 

2019年2月24日

シイタケ植菌と苗木の植栽、作業道の補修、支障木の処理

集合写真

 お日の森に行く途中に渡る南浅川沿いにある梅の花も咲き、春の訪れを感じさせる暖かい日差しの下、20名が参加して3班に分かれて定例作業が行われた。久しぶりに多くの参加者が集まったため、1班の人数が6~7名の編成になるので、特に周りの人の動きに注意して作業するよう、安全事項を確認した後、各班に分かれて作業を開始した。1班7名と2班6名は、前回の定例作業に続き、フィールド最奥部A14エリアの林内整理、支障木の処理、作業道の補修に当たった。チェンソー、スリング、ロープ、トンガ、カケヤなど必要な装備の他、最奥部での作業ゆえ昼食は現場で食べるため各自弁当も持って、フィールド内を約15分間歩いて現場に向かった。

1班 作業前

1班はA14の一番奥の斜面に、階段を作る作業を行った。まず、ステップ、杭、粗朶などの材料調達のため、ヒノキやアラカシの傾斜木や被圧木を、チェンソーや手鋸を使って伐採し、更にこれらを手鋸や鉈を使って必要な長さに切削し材料を作った。次にトンガを使って階段状に斜面を削り、カケヤで杭を打ってステップを固定して、斜面に階段を作っていった。

1班 作業の様子

 

2班 作業の様子

 2班は前回の作業で補修した作業道が、雨水で浸食されるのを防ぐため、山側に粗朶柵を設置する作業を行った。最初にチェンソーで傾斜木や被圧木を伐採し、更に鉈や手鋸を使ってこれらを必要な長さに切り、粗朶柵の材料を調達した。次にこれらの材料を、作業道の山側に固定しながら粗朶柵を作っていき、この日の作業で約50mの粗朶柵を完成することができた。

2班 完成した粗朶柵


3班 植菌後仮伏したホダ木

3班の6名は、午前中はシイタケの植菌作業、午後は緑の募金からの助成金で購入したウメ、モクレン、ツツジなどの苗を植栽する作業を行った。シイタケの植菌作業は、8.5㎜ドリルビット錐を付けた電動ドリルで、1月8日の定例作業で作ったホダ木に穴をあけ、木槌を使ってシイタケの種駒を打ち込んでいき、12本のホダ木に800個の種駒を植菌した。植菌したホダ木は、作業小屋の裏の直射日光が当たらず排水の良い場所に、井桁状に積んでシートをかぶせて仮伏せした。午後はトンガとスコップを使って植穴を掘り、入口の斜面にモクレンやツツジの苗を、昨年植えたウメの木の隣にウメの苗を植栽した。

3班 苗木の植栽


暖かく気持ちの良い青空の下、参加者全員が良い汗をかき、予定した作業を終えて午後3時に解散した。
 

2019年2月12日

作業道の補修と、支障木の処理、道具の基本的な使い方の講習

1班の作業前

週末の寒さも一段落した、真冬の青く晴れ渡った空の下、初参加の1人を含む14人が集まり3班に分かれて2月最初の定例作業が行われた。作業開始に先立つ朝礼で、1月にチェンソー作業で起きた死亡事故に関連して、チェンソーが反動で後ろに跳ね返る恐れがあるので、チェンソー作業者がチェンソーを持った時に腕の届く範囲には、作業者以外は絶対に入らないことを確認した。
お日の森フィールドの最奥部A14エリアは、昨年9月の台風以降手つかずになっており、1班5名と2班4名は、このエリアの作業道の補修と、被害木の処理作業に当たった。作業の安全上、1班と2班は十分距離を取り、1班は手前から奥に、

2班作業中

2班は一番奥から手前に向かって作業を進めた。まず、チェンソー、手鋸、鉈を使って、被害木や枯損木を伐倒、枝払い、玉切りして、歩道補修に必要な横木、杭、粗朶などの材料を確保した。次に、歩道の谷側は横木を杭で固定し、山側は粗朶柵を作りながら、雨による浸食や動物の活動などで荒れた作業道の修理を進めた。
3

3班ナタの使い方講習

班4名は、清水班長から手鋸、鉈、カケヤ、トンガ、手元ロープなど、作業で使う道具の基本的な使い方の講習を受けながら、山の神広場近くのA3エリアとA9エリアの作業道の整備に当たった。日頃使い慣れている道具の、基本的な使い方を改めて学ぶことで、安全で効率的な使い方を各自が再確認しながら、階段ステップ、杭、粗朶など材料を作り、それらを壊れた箇所に固定し、作業道の整備を進めた。また作業の終わりには、鉈の研ぎ方や手鋸のしまい方についても講習を受けた。
真冬にしては風もなく暖かい天候に恵まれ、参加者全員が良い汗をかき、また事故やヒヤリハットもなく、午後3時に解散した。
 
 

集合写真


 
 
 
 
 

2019年1月27日

支障木の処理、林内巡視

 
本日は今年度FIT入会2名の初参加を含め15名の参加。1班と2班は昨年9月の台風24号による支障木を処理。3班は初参加の2名を含め数名で林内の被害状況を調査。
 

集合写真


1班は椿林地のヤマザクラ(傾斜木・平均直径30㎝)を伐倒処理。この斜面にはヤマザクラ、コナラなどの傾斜木が数本残っているが樹高があり枝先が他の木に掛かっており難易度が高い。順次処理が必要。

ヤマザクラ処理(椿林地)

2班はA3エリアのヤマザクラ(枯損木・平均直径30㎝)及びコナラ(枝折れ・平均直径45㎝)を伐倒処理。玉切りした材を土留めや作業道の補修に利用するために移動させるのに苦労する。

ヤマザクラ処理(A3エリア)


3班はお日の森フィ-ルド全体、特にA14エリアの被害状況を見て回り、平面図に支障木等の位置を記録した。今後の作業の目安となる。無事に作業を終える。

コナラ処理(A3エリア)


 
 

2019年1月8日

新年神事と台風被害木処理、ホダ木作り

新年の祈願


キリッと冷えた空気とカラッと晴れた真冬らしい天気の下、 17名が参加して今年の第一回目の定例作業が行われた。作業開始に先立ち、岩崎代表から「昨年同様、今年 1年も怪我や事故のないよう、安全に楽しく作業を行いましょう。慣れから来る、油断やおごりは安全作業の大敵なので、特に注意するように」との挨拶があり、次に、岩崎代表が祝詞を読み上げ、山に立ち入り木や草の一部を刈ることと、今年 1年の作業の安全を、全員で山の神様に祈願した。

ホダ木作り


1班 5名と 2班 5名は、前回の作業で終えることのできなかった、ホダ木の確保と支障木の処理を合同で行った。前回の作業で伐倒したコナラのうち、直径約 12cm以下の部分を、チェンソーを使って 90cmに玉切りしホダ木を作っていった。また林地に残す太い部分は、転がり落ちないように、伐根や他の木の根元に斜面と直角に移動し、枝は手鋸や鉈を使って適当な長さに切り、地拵えの要領で斜面と直角に置いていった。全員が力を合わせた結果、予定数の 30本のホダ木を作ることができ、昼食後、これらを傷がつかないよう 1本 1本担いで、作業小屋下のシイタケ栽培場所に運んだ。残りの時間は、 1班は作業道横の風害にあって倒れかかったコナラの処理に当たり、

ツバキ被害木処理


 2班は電動式高枝ノコギリを使い、ツバキ林地の先折れや枝折れしたツバキの処理に当たった。 3班の 6名は、班長の清水さんと補佐の森田さんから、手鋸、鉈、トンガ、カケヤなどの基本的な使い方を教わりながら、入口のお稲荷さん付近の階段と作業道の補修に当たった。手鋸を使って小径木を適当な長さに切り鉈で先を削って杭を作る作業、カケヤで杭を打つ作業、トンガで作業道や階段を修理する作業などを、改めて基本動作を確認しながら行った。ヒヤリハットや事故・怪我もなく、 14時半に作業を終えた。

おなじみの集合写真





2019年あけましておめでとうございます
お日の森くらぶ

 
 


2018年12月23日

台風被害木の処理とサワラ分割および神事準備

風倒木の処理

 
 空は厚い雲に覆われているが、師走にしては暖かい天候の下、16名の参加者が3班に分かれて、2018年の締めくくりの定例作業を行った。久しぶりに初参加の方が1名加わった。森林サポート隊などで森林ボランティアの経験が豊富な方で、すぐに他のメンバーとも馴染んで、協力しながら作業を行った。
  1班の6名は、シイタケのホダ木を約30本確保する作業にあたった。この為、ツバキ林地内の台風で根上がりし、傾いているコナラを伐倒することとし、まず、現場を詳細に観察して伐倒方向を定め、かかり木になる可能性のある木3〜4本を、チェンソーと手鋸を使って伐倒した。

サワラの分割加工

対象のコナラは傾いて他の木にかかった状態で、しかも胸高直径が50cmほどある大木なので、チルホールで引いて方向を決めながらの伐倒となった。大木で重量があり、枝張りも大きいため、伐倒は難航したが、チルホールを4回架け替えた末、昼食後には伐倒することができた。残った時間でホダ木を10本ほど採材したが、目標の本数に達することができず、この作業は新年へ持ち越しとなった。
  2班の5名は台風で倒れたサワラの加工作業にあたった。前回までの作業で皮むきしたサワラ材を90cmに玉切りし、更にチェンソーとクサビを使って、4分の1ないし2分の1に縦割りし、階段を補修する際にステップとして使う材料に加工していった。このサワラの風倒木の処理作業は、10月13日に着手して以来今回で5回目となるが、この日の作業で終了することができた。
  3班の4名は新年を迎える準備にあたった。山の神は祠の周りの、崩れた箇所や崩れそうな箇所を整備した後、祠を丁寧に掃除して1年の埃を落とし、榊を飾り新年を迎える準備を整えた。入り口のお稲荷さんもきれいに掃除して埃を落として榊を飾った。また、作業小屋と倉庫も内部と周りを丁寧に掃除して、気持ち良く新年を迎えることができるようにした。
 

神事(安全祈願)の準備完了


 2018年最後の定例作業も、ヒヤリハットや怪我なく無事に終えた。
 今年1年お日の森の活動にかかわった皆さん、ありがとうございました。お陰様で1年を通して大きな事故もなく、今年の活動を締めくくることかできました。台風の被害木の処理や荒れた歩道や階段の補修など、より多くの人たちが安全に身近な自然に触れることができるフィールドにするために、まだまだやらなければならないことが多くあります。

 2019年もお日の森でお会いしましょう。また、このホームページをご覧になってお日の森の活動に興味を持たれた方は、是非1度お気軽に参加してください。
 

おなじみの仲間たち


 
2019年もよろしくお願いします
お日の森くらぶ

2018年12月11日

台風被害木の処理とサワラ分割

サワラを引き上げ玉切り


 今年1番の寒波が来ていて、八王子の朝の気温はマイナスで、日がかげると寒さが肌にしみる様な天気の下、13名が参加して3班に分かれて作業を行った。
 
 作業に先立って総括の岩崎代表から、気温が低いと作業中の事故が起こりやすく、しかもまだ身体が寒さに慣れていないので、特に怪我に注意しましょうという、安全を喚起する言葉があった。班毎に作業を始める前に、まだ現場でそのままにされている、サワラ風倒木の残り3分の2部分を、全員でチルホールを使って引き出す作業を行った。

サワラの皮むき作業


 1班4名は引き出したサワラ風倒木を、チェンソーを使って玉切り、4分の1に小割し、更に皮むきを行い、階段のステップ材に加工する作業を行った。
倒れてから2か月以上たって材が乾燥して来ているので、皮むきナイフやヘラを使って行う皮むき作業は少々苦労したが、作業はほぼ順調に進み、今年の残り1回の作業で、サワラ風倒木の処理と加工を終える目途が立った。
 2班6名はツバキ林地の台風24号の被害木処理に当たった。この日処理した木は、胸高直径60cmほどのコナラで、上部3分の1ほどが折れて垂れ下がっている状態になっており、伐倒するか折れた部分を引き下ろすか、メンバーで協議した結果、チルホールを使い引き下ろすこととした。折れた部分は下から見た目よりかなり強くつながっており、引っ張る角度を工夫しながら3回チルホールを架け替えて、折れた部分を引き下ろすことができた。

上部幹折れ木


引き下ろした材を、短かく玉切る処理を行って、この日の作業を終えた。ツバキ林地にはまだ風倒木や係り木が多くあるので、これらを処理しながら、荒れてきている作業道の補修作業を行う必要がある。
 3班2名は、倉庫前の斜面が天然更新した雑木で鬱閉してきているので、不要な立木を除伐して林分を明るくする作業に当たった。残す木と伐る木を1本1本選びながら、丁寧に除伐作業を行った結果、林分は明るく見通しが良くなり、特に今が盛りのモミジの紅葉が、美しく映えるようになった。

小屋前の整理、紅葉が綺麗


 怪我やヒヤリハットの報告もなく、14時半に無事この日の作業を終えた。

2018年12月8日

台風被害木の処理

処理作業中

 薄曇りだが時折日が射し、余り寒さを感じない作業しやすい天気の下、10名が参加して駒木野国有林内の作業道を塞いでいる、アカマツの風倒木の処理作業を行った。
 1班5名は直径50cm超の大径木の処理作業に当たった。根元の太い部分が作業道を塞いでおり、チェンソーで玉切りすることによって、材が落下する等危険を伴うので、落下する方向を慎重に見極め、ロープで材を固定しながら、チェンソーを使い玉切り作業を進めていった。

伐倒処理後の林

玉切り後は、重い材をメンバーで力を合わせて作業道沿いに移動し、作業道を安全に通行できるようにした。作業終了後、根本近くの年輪を数えたところ45〜50あり、また年輪幅も比較的広く、マツクイムシ被害を受けるまで、良好な生長をしていたことが判った。
 2班4名は直径30cmほどの中径木の処理作業に当たった。作業道を塞いでいるのは先端の4分の1ほどの部分で、材の大部分が斜面に横たわっており、チェンソーで玉切ることで、材が転がり落ちる危険があるため、落下防止のロープを張りながら、慎重に玉切り作業を進めていった。玉切り後は、材の落下を防止するため、立木や伐根を利用して斜面に直角になるよう、材を移動して作業を終えた。

玉切り作業

 1班、2班ともヒアリハットもなく、当初予定した作業を安全に終えることができた。
 駒木野国有林内には、マツクイムシ被害を受けたアカマツ枯損木が多く放置されており、それらの多くが、過去や今年の台風24号の強風で倒れて、作業道や他の木に寄り係り、危険な状態の場所がまだ数カ所あるので、歩行や作業の安全を確保するためにも、これからもアカマツ風倒木の処理作業を続ける必要がある。

作業後並べる


2018年11月25日

台風被害木の処理とサワラの分割

伐倒後の玉切り

 
 朝から快晴、気温17℃で風もなく穏やかな作業日和だった。参加者は11名で2班に分かれて作業を行なった。
 
 1班は6名で風倒木の処理。広場からツバキ林地に至る作業道(散策路)の通行の安全に関わる木の処理から始めた。まず幹の途中から折れている木の伐倒。直径約15cmなので難なく倒し材の玉切りは長めに行い道の補修に使えるように山側に並べて保管した。

倒木の処理

次は完全に通行路を塞いで根元から完全に倒れている太い25cmほどと15cmで1箇所から萌芽している2本の幹だ。根元を見ると芯の部分は腐っており少しの風が吹いてもいつ倒れてもおかしくない状態だった。
先の方から枝を順に元の方に切り落とし、順次玉切りを行なった。太い部分は使えないので動かせる範囲までの長さにして斜面に横に並べ、その他については道の補修に使えるのでできるだけ長くして作業道脇に保存した。

補修前の作業道


 
 午後からは作業道山側のほだ柵が崩れていたのでその補修を行なった。柵が経年劣化しているところに土砂が流れて崩れていた。またイノシシが餌を漁るために壊したところもあった。
 
 2班は4名ですでに前回処理してあった風倒木のサワラの大木(幹)を作業道の補修に使える材にするための作業だ。まずチェンソーで幹に切れ目(溝)を入れそれにクサビを打ち込んだ割るという作業だが硬くてなかなか割れてくれない。

サワラ材の分割

それでも終了時間までにはほとんど材としての割り出し(切り出し)は完了した。
 
 事故やヒヤリハットもなく全ての作業が終了した。

2018年11月13日

いちょう祭りの準備 

ヒノキチップ作り

 
天気予報は終日曇りだが、厚く雲が垂れ込め、今にも雨が降り出しそうな、肌寒い天気の中の定例作業となった。
 当初の参加予定者は13名で、3班に分かれて5日後に迫ったいちょう祭りの準備と、伐倒したサワラを階段の横木用に加工する作業を行う予定であったが、欠席者が2名出て11名になったため、2班に編成し直して、いちょう祭りに出品する作品作りに集中することした。
 

出店物


 
 1班4名はヒノキ匂い袋の作成、ヒノキ風呂の素の袋詰め、木の実の袋詰め、つる籠作りを行った。この日の作業で、これまでに作成済の物も含めて、ヒノキ匂い袋15個、ヒノキ風呂の素20個、木の実袋詰め22個、つる籠の持ち手なし9個、持ち手有り(小)9個、持ち手有り(大)1個を完成し、出品する作品の目標数を達した。
 
 
2班6名はヒノキ花台の仕上げと、ヒノキ風呂の素用の小片作りを行った。今までの作業で作成したヒノキ花台の表面に、電動ヤスリをかけて表面を仕上げていき、大38個、小58個を完成し、出品する目標数に達することができた。また、ヒノキ風呂の素用の小片は、専用のナタの背を金づちでたたいて、ヒノキ材を小さく割りながら作った。 
 

出店物

 
 
 この日の作業で、出品する作品作りを終えることができ、11/17(土)-18(日)のいちょう祭り本番を迎える。
 

おなじみ集合写真


2018年11月10日

いちょう祭りの準備 

ヒノキ・アロマ・チップの製作

 
 本日は7名の参加。2班でいちょう祭りの準備を行う。1班は蔓カゴとリ-ス台の制作、2班は桧の花台、桧フロ用アロマチップの制作を行う。天候も良く、日向ぼっこ気分で楽しく作業をする。

カメムシも日向ぼっこ

 11月17日(土)、18日(日)の本番に向けて出店アイテムや数も揃ってきたので、次回(11/13)は最終確認と値札付が出来そうだ。
お昼には、シイタケの網焼きを食した。
 

八王子いちょう祭りLogo_Mark


 

集合写真、お疲れさまでした。


 

2018年10月28日

いちょう祭りの準備と台風被害の処理 

 

蔦かご作成

 雲間から秋の柔らかい日差しが射す爽やかな天気の下、参加者17名が4班に分かれ、いちょう祭りの準備及び台風被害の処理などの作業を行った。
作業開始に先立って、9月23日に発生した受傷事故の経験を共有するため、当事者から発生状況について説明がなされた。また、安全作業を期すため、今後もヒヤリハット事例が発生した都度、当事者が状況を説明して経験を共有することとした。
 1班6名はいちょう祭りに出展するつる籠作りを行った。最初に林地内で材料のつるの採取作業を行い、次に採取したつるを山の神広場に運び、ここでつる籠を編む作業を行った。この日は持ち手なし籠3個を完成し、持ち手付き籠2個を途中まで作った。
 

ヒノキ花台作成

2班4名はいちょう祭りに出展するヒノキの花台作りを行った。材料となる円盤は、前回10月13日の作業で必要数を確保しているので、この日の作業は、表面の電動ヤスリ掛けと樹皮の剥ぎ取りなど、仕上げの作業を集中して行った。この結果、小49個、大6個を完成させ、前回作業と合わせて、小は出展の必要数を達成、大は残り1日分の作業で必要数を確保できる見込みとなった。
 
3班4名は台風被害の処理に当たった。この日の作業は、強風により途中で折れ、落下の危険のある幹や枝を引き下ろし、短く玉切りする作業を行った。引っ掛かった幹や枝をむやみに引っ張ると、跳ね返りや他の枝が折れて落下するなど危険が伴うので、引っ張る方向を慎重に見定めて、チルホールを使用して幹や枝を地面に引き下ろし、チェンソーや手鋸を使って短く切る作業を進め、コナラ3本を処理した。

台風被害処理


 4班3名は、林地入口の下にある民家に流れ込む雨水を防ぐため、斜面に小割材を設置して雨水の誘導路を作る作業を行った。最初に現場の状況見てコース決め、次に前回の作業で処理したサワラ材を、チェンソーとクサビを使って半分又は4分の1に縦割し、最後にトンガで掘った溝に杭で材を固定しながら雨水の誘導路を設置していった。完成後、民家のご主人にも出来映えを確認してもらった。

雨水溝作り


事故や怪我もなく午後2時30分に作業を終了した。
作業終了後、役員及び有志12名の出席で、作業小屋前で拡大役員会を行い、5月27日役員会以降の活動内容の報告、今後行うイベントの確認、今後行う活動や事務手続きの確認などについて話し合った。

はいポーズ


2018年10月13日

いちょう祭りの準備と台風被害の処理 

曇り空、無風で暑くも寒くもなく、作業しやすい天気のもと、11名が集まり3班に分かれて「いちょう祭り」の準備と、台風24号で受けた被害の処理を行った。
また、前代表の故五天さんの奥様が、ご主人が親しんだお日の森の様子を見学にいらっしゃり、特別参加した。
 
1班の4名は、前回の作業で収集した蔓を使って、籠作りを行った。昨年のいちょう祭りから1年ぶりの籠作りなので、最初は手順を思い出しながらの作業になったが、すぐに感覚を取り戻して、この日は6個の籠を完成させた。
2班の4名は、9月23日の定例作業で伐採し、山の神広場に搬出したヒノキ丸太を使って、花台作りを行った。スチール製の台の上に乗せた丸太を、両端から2人が手鋸を使って斜めに切り、楕円形の円盤を作る作業はかなりハードだったが、次工程の表面ヤスリ掛けも含めて、大51個、小50個の花台を完成させた。

3班の3名は、台風で被害を受けた作業小屋の屋根の修理と、風で倒れた入口のサワラの処理を行った。風ではがれた屋根は幸いそのまま使えたので、これを元の位置に戻して木ネジで留め、L字金具や木材で補強を施し、午前中で修理を終えた。午後はサワラの倒木処理を行い、入口付近をきれいに片付けた。
事故や怪我もなく午後2時30分に作業を終了した。

2018年10月9日

親子観察会といちょう祭りの準備

高枝用のっチェンソーで枝切り

 10月1日未明に関東地方の北を通過した台風24号の影響で、お日の森にも風倒木や作業小屋の屋根の破損などの被害が発生した。今後、何回かに分けて風倒木の処理や屋根の修理を行っていかなければならないが、この日の作業は13名が参加し2班に分かれて、10月20日に迫った親子観察会の準備作業と、11月17日〜18日に開催されるいちょう祭りの準備作業を行った。

台風24号で折れたヒノキ

 
 親子観察会の準備には村上班長以下5名が当たった。最初に順路を巡回して、台風の強風で折れて他の木に引っ掛かった枝の除去や、倒木の伐採を2〜3か所で行った。その後トイレを設置し、巣箱の組み立て方法の確認や、当日のスケジュール確認を行った。
 

いちょう祭り販売用の籠作り

 いちょう祭りの準備には前田班長以下6名が当たった。最初に台風の被害木を整理しながら駒木野林地を進み、駒木野林地内で籠作りで使う
アケビやフジなどの蔓の収集を行った。次に収集した蔓を山の神広場に運び、ここで岩崎代表と前田班長の指導で悪戦苦闘しながら籠作りを行った。
 事故や怪我もなく午後2時30分に作業を終了した。

みんなではいチーズ


2018年9月23日

イベントの準備と林道の補修

ヒノキの伐倒


  久しぶりの良い天気に恵まれ、時折秋を感じる爽やかな風が吹く中、16名の参加者が3班に分かれて作業を行った。
10月は8日の森づくりフォーラムの体験会、20日の親子体験会、31日の高尾保育園の野外活動と、3回のイベントが控えているので、この日の作業は、これらのイベントの受け入れ準備を中心として行った。
 1班の5名は、森づくり体験会で行う丸太切りで使う材を調達するため、中村さん林地で9月8日に選木したヒノキを伐採し、玉切り、搬出する作業を担当した。胸高直径14cm、樹高15mほどのヒノキ1本を伐採したが、チェンソーマンとロープを引く補助員が息を合わせて、掛り木になるのを防ぎながら伐倒し、その後3mに玉切りし、昼食時間までに3本の丸太を山の神広場に搬出した。
 

作業道の補修 掛矢打ち


  2班の5名は、山の神広場を出発して、2、3c1、5bを通る歩道を辿りながら、粗朶柵や階段の点検と補修および歩道の草刈りを行った。
 3班の5名は、山の神広場を出発し、4a、3c1、7bceを通る歩道を辿りながら、同様に粗朶柵や階段の点検と補修および歩道の草刈りを行った。いずれも9月に入り降雨が多かったことと、イノシシなどの動物の活動の影響で、粗朶柵や階段が崩れている箇所がある、小径木を伐採して横木、杭、粗朶の材料を調達しながら作業を進め、午前中で点検整備を終えた。
 午後は班を編成し直し、イベントのコースを再確認する班、入口脇の斜面の草刈りをする班、チェンソーの整備と片付けをする班に分かれて作業を行った。
*特記事項1
 丸太切り用の材をロープを使い2人1組で搬出中、事故が発生した。お日の森林地と駒木野林地の境界付近で、歩道が下りで左に折れ曲がる地点で、材がコナラの根元に引っ掛かり急に止まったため、後ろで作業していた者が勢い余って約1.5m下に転落し、歩道脇の粗朶を止める杭に左脇腹を強打した。休日だったため大事をとり、救急車を呼び病院に行き検査をしたが、幸い骨折などなく打撲という診断であった。
 

作業道の補修


 今回は幸い骨折など重症ではなかったが、ロープを使っての材の搬出と言えども、重大事故にもつながる可能性があるため、特に下げ荷の場合は、前後で声を掛け合い慎重に作業を行わなければならないことを、改めて痛感した。
 
*特記事項2
 作業小屋付近にサルが出没。昼食後駒木野に向かう歩道脇のホウノキの枝に2匹の猿を発見。その後、そのサルは作業小屋下のクリの木の実を食べに来て、クリの木の枝に長い間居座った。チェンソーの整備で3名が残っており、チェンソーのエンジン音も響く中、逃げる素振りも見せず、一心にクリを食べていた。秋で動物も書き入れ時なので、ばったり遭遇して襲われないよう、十分に注意しましょう。
 

お馴染みの集合写真

 

2018年9月11日

ほだ木の整理、階段の補修と林内の草刈作業

 
 
 前夜の豪雨も上がり曇り空、時折小雨がパラつく朝であったが14人の仲間が参加した。8月は夏休みとしたので2ヶ月ぶりの作業となった。休んでいる間に林内の草が勢いよく茂り植栽木が目立たなくなっていた。最初は草木のつゆで衣服が濡れてしまったが時間が経つとともに乾いていった。
 

 1班は壊れていたほだ木のサポートを作り直してほだ木を整理した。その後イノシシに壊されていた階段の補修を行った。階段の歩幅が一定でなく登り難かったが子供でも楽に登れるように階段木を増やして整えた。階段はイノシシに荒らされたり材が腐ったりで常に点検と補修が必要だ。整えられた階段を見ると急でも楽に登れるような気になる。
 
 2班はお日の森入口付近の通行路と法面のブルーベリー畑の草刈りを行なった。斜面での作業なので踏ん張り姿勢できつい。朝通った時に草つゆで足元が濡れてしまったが綺麗に草が刈り取られその支障はなくなった。
 

 
 3班は道具小屋に至る通路の上部、梅などの植栽エリアの草刈を行なった。ササ、ヤマグワ、アカメガシワが茂って植栽木が育ちにくくなっていた。それらを除伐するとそのエリアは見違えるように明るくなった。また林床のヤブランのうす紫の花も見えるようになった。自然に生えたミヤマシキミは赤い実を付けていた。植栽木には影響がないので残すことにした。最初予定されているエリアを全て行えるかと思っていたが暑い中でも順調に作業が捗りほとんどやり終える事ができた。   
 

2018年9月8日

歩道粗朶柵の補修 

 9月に入ったとはいえ、朝から気温も湿度も高い中、熱中症に注意しながらの作業となった。

駒木野国有林の中の歩道は、雨やイノシシなどの動物の活動の影響で、所々粗朶柵が崩れて補修が必要な状態となっており、今回も前回に続き駒木野林地の歩道の粗朶柵補修を参加者9名が2班に分かれて行った。
  
 始めに杭や粗朶の材料を調達するため、手鋸やチェンソーを使い直径10cm程度の広葉樹を伐採した。
次に歩道沿いに作った杭を打ち込みに粗朶を置いていったが、高温多湿で風も吹かない中、適宜水分補給や休憩を取りながら作業を進めていった。
 駒木野国有林の歩道沿いは、粗朶柵の補修もさることながら、マツなどの枯損した木が何本かあり、中には折れて他の木に寄りかかっているものもあり、非常に危険な箇所がある。枯損木処理は国有林側が行うことになっているので、歩行したり作業を行う際は、当面十分注意を払う必要がある。
 昼食中に雨がパラパラと降り出し西の方から雷鳴も聞こえてきたので午後の作業予定を変更し、10月8日に行う「初心者のための森づくり体験会」で使用する丸太を調達するために、全員で中村さん林地に行き胸高直径16cm程度のヒノキ被圧木を2本選びテープで印を付けた。
 
 

2018年8月26日

ロープの整理と端末処理の仕方を学び、午後「五天さんを偲ぶ会」に参加。

 

ロープ端末処理の学習


 8月は定例作業は夏季休暇としているが、4月20日に逝去された前代表の五天さんを偲ぶ会が8月26日午後に行われるのに合わせ、当日午前は13名が参加して、お日の森でロープの整理及び端末処理を行った。
 
 午前の部は山の神広場に集まり、まず清水さんが講師になって、スリングを使った荷掛けのし方=120度の角度が理想的、マナクル(綛)を使ったワイヤーの巻き方=キンクを防ぐためフックエンドからマナクルを廻して巻く、チルホールの使い方について学んだ。
 
 次に岩崎さんが講師になって、バックスプライスとアイスプライスによる端末処理のし方、アメリカン・ホイッピングのし方、引き解け結び、もやい結び、巻き結び、一重つぎなど基本的な4つのロープワークのし方て、ロープの巻き方について、実際ロープを使って学んだ。端末処理については、ほとんどの人が行った経験があるものの、忘れている部分も多く、何度もほどき直し四苦八苦して取り組んだ。
端末処理やロープワークは、日ごろから繰り返して身につけておくことの大切さを痛感した。
 
 午後の部は、お日の森くらぶ会員19名、五天さんの奥様のほか交流のあった方5名の計24名が、高尾駅南口の多摩の里に参集して、五天さんとの思い出を語り合いながら、午後のひと時を過ごした。

小屋の中の整理されたロープ


お日の森くらぶの基礎を築いて、活動を牽引した五天さんに改めて感謝の念を感じる共に、五天さんのご遺志を継いで、この活動を更に盛り上げていく意を強くしたひと時であった。
 
 

おなじみの集合写真

 

2018年7月22日

A1フィ-ルドの草刈り及び歩道の補修

 本日の参加は10名。
連日、猛暑が続いており作業を始める頃には30℃を超え、日向は40℃近くになっていたかもしれません。

 作業を始めるとすぐに汗だくになり、水分補給と休憩をこまめにとるように心がけました。
AI(お日の森入口付近の法面)の雑草はここ1ケ月位の間にあっという間に伸び放題になっていましたが、手鎌や刈払い機できれいになりました。歩道も補修し登りやすくなりました。
 
 あまりの暑さに汗が止まらず、疲労感もあったので少し早めの、そして長めのお昼にしました。その間ブル-ベリ-の収穫をしました。今年も多くの実をつけており酸味のきいた美味しい味です。参加者はそれぞれ持参した容器にたくさん持ち帰りました。
 
ブルーベリーの収穫
 

法面草刈り前の状況

 

ブルーベリーをたくさん収穫しました

 

暑い中頑張りました
(画像をクリックすると拡大)


2018年7月10日  

猛烈な暑さの中での作業道と粗朶柵補修

 6月は雨に祟られて1度も作業ができなかったため、5月27日以来の定例作業となった。
そのため、お日の森入口の歩道や斜面の雑草がかなり繁茂しており、また今回の作業箇所に至る、駒木野林地内の作業道の路面や粗朶柵が、イノシシの仕業か降雨のためか、かなり荒れた状態になっていた。

 真夏の太陽が照りつけ、30℃超の気温とムシムシする高い湿度の中、参加者14名を3班に分けて、前回の続きでお日の森フィールド最奥部のA14の林内整理(作業道補修、粗朶柵補修)を行った。
 
作業開始の前の朝礼で、7月6日(金)に八王子コミュニティーFMにゲスト出演し、お日の森の活動や森林インストラクターの活動などについて話をされた長谷川さんから、当日の様子について報告があった。
 
朝礼の後で、作業で使うチェンソー、トンガ、カケヤ、ロープなどの道具を、手分けして作業現場に向かったが、猛暑の中移動だけでかなり体力を消耗した。現場到着後、班毎に各々50m位の間隔で分かれ、まずカシなどの雑木の被圧木や枯損木を、チェンソーや手鋸で伐倒し、横木、杭、粗朶など補修に必要な材料作りを行い、その後それらを作業道沿いに配置しながら、作業道の補修を行った。

作業現場は沢の中で、樹冠で強い日差しは遮られているものの、風はまったく吹かず、各自休憩や水分補給をいつもより頻繁に取りながら作業を行い、予定していた14時半より30分ほど早く、この日の作業を終えた。
 
 厳しい環境での作業で、熱中症初期の症状を訴える人が出たが、早めに風当たりの良い尾根に戻り、休息と水分補給を取ったことで大事に至らず、回復後に元気に作業に復帰した。頑張り過ぎないこと、自分の体調に常に気配りすることの大切さを改めて実感した。
また、冒頭に述べた駒木野林地内の作業道は、谷側の横木の下が削られて空洞になり、踏み抜く危険性がある箇所がいくつか確認された。
(集合写真をクリックすると拡大)   

2018年5月27日   

林内整理と草刈り

本日は16名の参加で、3班に分かれて作業を行う。
1班と2班はフィールドの一番奥付近の作業道の補修と枯損木の伐倒などの林内整理、3班はフィールド入口付近の歩道とブルーベリーなどを植えている斜面の草刈りを行った。
天気予報では、八王子の最高気温26度と初夏を思わせる気候の中、各班長さんの指示のもと、頻繁に休憩を取り水分補給をしながら作業を行った。 
入口付近の歩道は草が伸び掛けていたので、作業後は常に歩きやすくなった。

 
  

お日の森定例活動報告

2020年度の活動報告

 
4月9日 駒木野整備