2021年3月28日

今年最初の作業 椎茸の榾木整理と作業道整備

 

集合写真

ながーいコロナ禍で停滞を余儀なくされていた定例作業がやっと本格再開された。天気予報が雨だったこともあってか参加は7名とやや少なめだったが、ヤマザクラ、スミレ、キブシなどの花々と、萌え出はじめた若葉の下、なごやかなムードで楽しく作業が進んだ。まずは、椎茸の榾木置き場を整理。毎年菌打ちしてきた榾木を順序良く並べ替え、古くなったものは谷側に積み上げ、土壌の保湿と土留めのために再利用した。結構なスペースができたので、子供たちにも安全にキノコ狩りをしてもらえそう。

椎茸榾木置き場の整理

 

作業道階段補修

次に、入り口付近の作業道の整備。用意してあったヒノキ材を使って階段の欠損部分数か所を補修した。意外に天気も持ってくれて、まずまずはかどったところで早めの昼食とし、その後、4月の総会の下打合せ。椎茸は今年豊作で、昼食時にはたっぷりと賞味できた。いろいろ大変ですが、来年度はもっとのびのびとやれるといいですね。

作業小屋前のコスミレ?


2020年12月27日

年内最後の作業 正月準備他

集合写真

   好天の下、今年を締めくくる作業に17名が参加した。1班は正月準備。入口付近と山の神広場の祠の周辺を清掃した後、しめ縄などを更新し水を打ちお供えをする。広場の祠では、清掃前に土留めの檜丸太の補修もおこない、神域を表す竹柱を更新した。ご近所のご了解をいただき、竹林より、孟宗竹2本と真竹2本を切り出して使用。

山の神への感謝と祈願

作業道補修

正月準備

 2班は尾根筋で径20㎝、10m高のコナラを一本伐倒、玉切りし、榾木として確保した後、作業道の階段などを補修した。3班はA3の作業道を補修。周辺の細めの広葉樹を伐って杭材とし粗朶柵を更新した。また、特別班二名はお日の森北部から高尾台住宅へ抜け、中央自動車道東を走る駒木野通りを南下し、神明神社から薮漕ぎ北上して駒木野国有林まで抜けるルートを確認した。ヒヤリハットもなく順調に作業を終了。最後に全員が集合し、今年一年の無事を感謝しつつ、くる年の安全を祈願した。

崖にあった急階段


2020年12月12日

駒木野国有林作業除伐と榾木作り

集合写真

最高気温15℃を超し、動くと汗ばむ日和の中、6名が参加して今年最後の駒木野定例作業を行った。今回は、道具小屋の横、駒木野国有林入口の斜面の除伐を行った。数年放置していたのでササやアオキが生い茂る藪状態になっていた。作業後は光が入り斜面の様子が認識できる状態になった。
 
午後は、先日お日の森で伐倒したコナラの後処理。縦割りヒノキの杭を使い、伐倒木固定と道の補修に使った。榾木を約30本玉切りし、井桁積みをして乾燥させた。少人数での作業だったが、時間に追われることなくじっくりとこなすことができた。チェーンソー担当者も納得ゆくまで個別指導を受けていた。

2020年12月8日

シイタケとナメコ榾木づくりと作業道補修

 

1班コナラ伐倒

冬にしては日差しが暖かく感じられる晴天の空の下、10名が集まり2班に分かれて定例作業を行った。1班4名はシイタケとナメコの榾木にするため、コナラとヤマザクラを各々1本、山の神広場上のA3で伐採した。まず、班のメンバー全員で、かかり木の有無や伐倒の方向を協議しながら、伐採木を選んだ。次に決めた方向に従い、慎重に伐倒し、メンバー力を合わせて枝払い、玉切りを行いながら、コナラの榾木20本、ヤマザクラのホダ木30本を作った。コナラは玉切り処理をし残したので、次回作業に残りを行うこととした。

コナラ伐根

2班粗朶柵補修前

 
2班4名はA3作業道の補修作業を行った。小径の枯損木や傾斜木を伐採して、杭や粗朶の材料を調達しながら、山側の粗朶柵が腐ったり崩れていたりする箇所を中心に、補修作業を行った。

2班粗朶柵補修作業

事故・怪我やヒヤリハットもなく、午後2時30分に作業を終えた。

集合写真


2020年11月22日

残材処理と森づくり体験会の準備

集合写真

少し肌寒くなってきたものの爽快な秋晴れの下、気持ちよく作業ができた。 12名の参加。 1班は A5地区で一月ほど前に伐倒し、斜面に残されていた 14mほどのイタヤカエデを 3分割に玉切りし、チルホールを使って斜面上の道まで引き上げた。かなりの重量があり、また斜面が急なうえに柔らかく崩れやすく苦労したが、協力してスムーズに完了した。午後は炭焼き広場に向かう道沿いで粗朶柵の補強と追加を行った。

イタヤカエデ引上げ



蔓の収穫

 

2班は一週間後に迫った森づくり体験会の準備。散策コースの下見と道の補修。クラフト数種の材料を用意して、段取りを確認。特にリースづくりのための蔓は多量に採集した。その後丸太切り体験のために 20㎝径のヒノキを一本伐倒、 2mに玉切りした後、一班の協力も得て山の神広場まで運び上げた。体験会の準備は万全。ヒヤリハットもなく無事終了。昼食時には採れたてのシイタケも楽しめた。

ヒノキの運び上げ


2020年11月14日

蔓の採集と作業道補修

リース台作成中

最高気温20℃を超し、風もなく穏やかな日和の中、8名が参加して7月11日以来、4か月ぶりの駒木野定例作業を行った。今回は、これから開催予定のイベントで使うリース台や籠の材料であるフジやアケビの蔓の採集を最初に行った。暫く立ち入っていないと蔓やササが蔓延っているので一石二鳥である。集めた蔓を山の神広場に敷いたブルーシートの上に広げ、リース台を30個弱作成した。これから子供達の手でどんな素敵なリースになるのか想像しながら、皆言葉を忘れて一心に手を動かした。

完成リース台



作業道補修

午後は、縦割りヒノキの杭を運び、道の横木の固定に使った。ヒノキは真直ぐで強度もあるが、粗朶柵の杭には太過ぎるので、広葉樹で補修した。
イノシシの掘り返しも左程なく、柿の実がないからかサルも来ず、野鳥のさえずりが心地よく、いい汗をかいた一日だった。帰りにナメコ収穫のお土産もあった。

集合写真


2020年11月10日

階段補修とヒノキ小割

集合写真

秋晴れの爽やかな天気の下、8名が集まり2班に分かれて定例作業を行った。イノシシの活動によって、作業小屋横の階段と、山の神広場上の階段の、数カ所が壊されているため、最初に1班3名はこの箇所の修理に当たった。次に刈払い機と手鎌を使って、前回の定例作業でやり残したA1の草刈り作業を行い、この日の作業でA1の草刈りが必要な箇所は、ほぼすべてを終えることができた。

1班階段の修理

1班草刈

2班4名は、階段ステップや杭の材料を調達するため、ヒノキ材の小割作業を行った。チェンソーでヒノキ丸太を約1m長に玉切り、更に切れ目を入れ、次にクサビを使って小割して、約50本の小割材を作った。事故・怪我やヒヤリハットもなく、午後2時30分に作業を終えた。

2班小割作業

2班小割した材


2020年10月25日

下草刈りとヒノキ半割

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とても気持ちのいい秋晴れの一日で爽快に作業が進んだ。参加は10人。人なつっこいアサギマダラがあらわれて皆を楽しませる。ミーティングでは代表より、今年のいちょう祭りへの参加はないが、ノウハウ継承のためにも来月の籠作りは行う旨の連絡あり。1班は、入り口付近北東斜面の下刈りを行った。刈払い機と手鎌により、藪状に茂った法面を整備、植栽木周囲の環境を改善した。2班は、沢沿いで伐倒・玉切り後仮置きされていた大径のヒノキの半割を行った。丸太にチェーンソーで切り込みを入れ、楔を打ち込み八分割程度まで割り、各1m長の材を50本程度得た。結構な労働。

チェーンソーで半割のきっかけづくり

サルたちの攻撃痕

昼食に小屋前に戻ってみると、サルたちが投げつけた柿の実や枝でシートがドロドロになっておりびっくり。

北東斜面の下草刈り

午後は各作業の仕上げの後、1,2班の全員で加工済みのヒノキ材を入り口付近の材置き場に運び、積み上げてシート掛け。ヒノキ材はやはりもちが良く整備には重宝。ヒヤリハットもなく無事終了。

ポーズを取るアサギマダラ


2020年10月13日

親子イベント準備2

集合写真

この季節にしては少し蒸し暑いが、久しぶりの青空の下、12名が参加して定例作業を行った。この日の作業は10月18日(日)に開催が予定されている、親子森林体験会が安全に行えるよう、コース整備などの準備作業を中心に行った。1班の4名は、最初に入口付近の草刈りと、階段のステップが外れている箇所の修理を行い、次に山の神広場から炭焼き小屋に続く作業道の、粗朶柵や横木が外れている箇所を探しながら、これらの補修作業を行った。

階段の補修

階段補修後

当日スタッフとして参加する2班の7名は、当日の手順やアクティビティの進め方について打合やコースの下見、ヘルメットなど当日使う備品の確認を行った後、山の神広場横の階段ステップの補修を行った。事故・怪我やヒヤリハットもなく、午後2時30分に作業を終えた。

イベント用ヘルメット除菌


2020年9月27日

親子イベント準備

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天気予報では午後から雨で、朝から湿度が高くどんよりしていたが、徐々に回復し一日滞りなく作業を進められた。 1018日の親子イベントにむけ、子供の視線の高さを意識しながらルートに予定されている道を整備した。 1班(班長川嶋さん)祠から椿林地にかけての道を整備。粗朶柵の補修が中心。 2班(班長野間さん)炭焼き広場周辺の道の整備。粗朶柵の補修、ササ等の除去、根上りして道をふさいでいた倒木の処理など。横木や杭材の確保のため株立ちしていたカエデを伐倒。村上さんはイベントの通行ルートを中心に刈払機で除草。

2班通行路の横木確保のため伐倒

2班通行路整備 横木の固定

全体に横木や粗朶柵のかなりの部分が腐りかけ、要補修の状況のため、やり残した部分も多かった。18日までに再度の整備が必要。橋の付近でイノシシの仔が目撃され、祠近くにはオオスズメバチがいた。雨上がりでもあり非常に多くの種類のキノコが見られた。※HP担当より:カエンダケなら触るだけでも毒害があるとのことですのでご注意下さい。

1班カエンダケ?


2020年9月8日

草刈・沢のスギ処理

空は高く秋の訪れを感じるが、蒸し暑く体感は真夏の様な天気の下、9名が参加して定例作業を行った。7月の天候不順と8月の夏休みを挟んだため、7月11日以来2か月ぶりの作業となったので、安全、特にスズメバチや熱中症に注意して作業を行った。

入口付近草刈

1班5名は、2台の刈払い機と手鎌を使って、雑草が伸び放題になってる入口の歩道とA-1の草刈りを行った。蒸し暑い中の日向での作業なので、適宜休憩や給水を取りながら、手分けして作業を進めた。

階段草刈

固定した材

2班3名は材の引き上げ固定と、土場の整理にあたった。最初に沢の斜面に放置されているスギ丸太を、チルホールを使って引き上げ、斜面の土留め用に固定した。次に土場の横木の補修を行った。これらの作業を午前中に終え、午後は草刈りに合流する予定であったが、材の引き上げに手間取ったため、草刈りには合流できなかった。久しぶりの作業であったが、事故・怪我やヒヤリハットもなく、午後2時30分に作業を終えた。

土場柵の補強


 2020年7月11日

作業道の補修・粗朶柵の修理

 

集合写真

 
 連日雨模様の梅雨の中、一日中曇りの天気予報を信じ、 10名が参加して 28日以来、 5か月ぶりの駒木野定例作業を行った。しかし、開会式の最中から小雨が降り始め、時々雨の生憎の空模様だった。
 

作業道の補修


1班は、先月やり残したお日の森の沢沿いの土場の整理、 2班は駒木野林地作業道の補修・粗朶柵の修理を行った。
 
 
長らく入林しなかったので、入口付近は草が繁茂し、作業道もイノシシに荒らされていた。チルホールを使い、折れて傾いていたマツも処理した。
お昼に作業小屋に戻ると、小屋の間にアナグマが掘ったと思われる窪みを発見。丸太と板で侵入できないように補修した。暫く人気が途絶えると、動植物は忽ち姿を現す。
 

玉切り作業


 
雨と汗と泥に塗れた状態で疲労困憊、やや早めに作業を終えた。本日の作業予定は大体終えたが、作業道の補修はまだまだ先がある。次回以降の定例作業も当分作業道の補修に当たることになるだろう。
 

枯損松の整理


 
 

2020年6月9日

シイタケ本伏・草刈・スギ伐採

集合写真

コロナウイルスの感染拡大で、3月22日以降の活動を自粛していたが、行き帰りのマスク着用や、作業小屋前ので手指のアルコール消毒の徹底など、感染防止対策を行った上で、2か月半ぶりの活動再開となった。八王子地方の予想最高気温33度と、真夏を思わせる天候の中、外出自粛が続き鈍った身体ゆえ、熱中症や怪我には各自細心注意を払って作業を行った。1班3名は2月23日に植菌した、シイタケとナメコのホダ木の本伏せを行った。峯尾さん宅の裏庭で調達した竹を、シイタケのホダ木を立て掛ける横棒に利用し、30本を本伏せした。またナメコのホダ木12本は、地面に3分の2が埋まるよう並べた。本伏せ時期が大幅に遅れが、キノコがうまく出るのを願うばかりである。

1班ホダギ整理

2班草刈作業

2班5名はA1の草刈り作業と階段の補修を行った。暑い中の作業であったが、刈り払い機2台と手鎌で、伸び放題になった雑草を丁寧に刈った。3班4名は作業道補修の材料に供するためスギを1本伐採した。A5の橋手前にあるスギ3本のうち、胸高直径36㎝ほどの1本を選び、チルホールを使い方向を決め伐倒したが、ホウノキに係ってしまい倒すのに苦慮した。懸念された熱中症やけが人もなく、14時半過ぎに作業を終えた。

3班スギの伐採


お日の森定例活動報告

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